通学や通勤、大規模イベントで、どのくらい感染するか?

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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/032700202/
アメリカの場合だが、人口3億4000万人で感染者が1万人などの場合、 1000人の集会に参加すると、その中に何人の感染者が参加するか? という計算である。
これはシミュレーション、というよりは単純な確率計算だ。
(時間が無いためやらないが、高校の確率計算レベルでできる)
これはアメリカの場合だが、日本の場合もこのグラフから ザックリだがある程度の推定をすることができる。
例えば下記の場合、

・日本の人口  1億3000万人(アメリカの約2.5分の1)
・感染者数   約1万人
・参加者    1000人(例えば学校)

感染者1万人のグラフを見て、人口が約1/3と考えれば、 大体1%くらいの確率だ。
1000人の学校(イベント)に登校すると、 その中に感染者がいる可能性は1%、ということになる。
しかもこれは、登校1回でだ。
学校や会社は、毎日行く。
例えば、2週間=10日間登校すれば、単純加算で確率は10%。
20週=100日間登校すれば、100%感染者がいることになる。
つまり、学校が通常通り運営されていると、

1000人の学校では、1学期中にかならず一人は感染者が登校する、

ということだ。
しかも、感染者数は日ごとに増えていくため、もっと早い時期にその学校から感染者が出ることは、ほぼ間違いが無いだろう。

  1日1%以上のリスク。

これらを踏まえた上で、学校再開や通勤、イベント等は考えていく必要がある。

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